前編 第3回 下田クリフサイドのBBQ&ワイン会

こんにちは、ラ・ヴィネの高野です。

先月末の5月28~29日に開催された、下田ホテル・クリフサイドでの
ワイン会&BBQの模様をご紹介致します。



ご存知の方も多いと思いますが、下田について少しだけ。

1854年の江戸時代末期、下田港はペリー提督率いる黒船の来航によって結ばれた
日米和親条約の規定により、日本で初めて開港された港です(函館と同時に)。



もともとは、江戸とその以西を結ぶ千石船の寄港地として栄えていた下田港、
開港を機に、一気に世界中にその名前が知られることとなります。

また、ペリー艦隊が寄港した際、異国に渡り見識を深めようと考えた吉田松陰
、金子重輔 両先生が、黒船に密航しようと計画を立てたのが下田港です。

湾内に浮かぶ小さな島 弁天島に、2人の碑が静かに佇んでいます…。
*現在は陸続きになっています。





「泰平の 眠りを覚ます 上喜撰 たつた四杯で 夜も眠れず 」
高級茶葉の「上喜撰」を「蒸気船」にかけた、幕末の江戸で流行った狂歌の名作。
この時代の混乱ぶりが伺われますね。

歴史的に非常に価値の高い下田港ですが、
最大の魅力は、なんといっても豊富な山海の幸。

今でも手付かずの自然が多く残る山間部では、
綺麗な湧き水を利用したワサビの栽培や、椎茸などの栽培。
豊富な鹿肉、猪肉などのジビエ食材は、今注目を集めつつあります。

一方の海際、複雑な形状をみせる火山性溶岩由来の磯では、
伊勢海老、鮑、サザエ、とこぶし、あおさのりなど、
いろいろな海の幸が育っています。



そして忘れてはいけないのが、金目鯛!

下田港の金目鯛の水揚げ量は、年間で約4000トン、
これは堂々の全国NO.1です!



下田の金目鯛が美味しい理由は色々とあります。

・駿河湾の桜海老をいっぱい食べているから。
・伊豆七島近隣で取れた地金目と呼ばれている金目鯛は、
 その日のうちに港に水揚げされて、新鮮なうちに食卓に上がるから、等々。

下田港


沖金目といわれる金目鯛は、もっと陸から離れた漁場で、
数週間かけて漁が行われます。
近年では、温度管理技術が向上して、以前よりも美味しく、
そして家庭で購入し易い価格になってきました。


次は、下田へのアクセス方法について。

東京からだと、電車と車の2通りです。

電車は東海道線から伊豆急行に直通運行をしている、
「踊り子号」、「スーパービュー踊り子号」が便利です。

「踊り子号」は1981年10月1日に運行開始された車両(185系)です。
平日の朝や夜に、「湘南ライナー」として通勤の足としても活躍しています。


内装は使用感はありますが、とても手入れが行き届いており、
乗車していると、旅行をしている感が加速していく、心地良い空間です。



「スーパービュー踊り子号」は1990年4月から運行を開始した車両(251系)です。


1990年といえばバブル絶頂期。この車両もなかなか豪華に造られています。
1号車(下りの先頭)と2号車のグリーン車両は2階建てになっていて、
1号車の1階は広々としたラウンジ、2号車の1階は4名個室が3つ用意されています。
ちなみにグリーン車のシートピッチは、新幹線E5系、E7系に連結されているグランクラスの1300mmと同じ。
最後尾車両の1Fは広々としたキッズルーム。
ここならある程度大騒ぎしても大丈夫。

元気なお子さんを連れたお父さん、お母さんにはこちらの列車がおすすめ。
周りを気にせずに車内でゆっくりと過ごす事が出来ます。

おまけ
季節限定の臨時便 マリンエクスプレス踊り子号

NEX車両なので荷物置きスペースが広々。

東京駅から伊豆急下田駅まではだいたい3時間くらいです。


車で来る場合は、
東名高速道路を下り、
沼津ICから伊豆縦貫自動車道路→伊豆中央道→修善寺道路→国道134号を南下
→下田街道を南下→下田着。

用賀ICからだいたい2時間30分くらいでしょうか。
途中、三島や修善寺、浄蓮の滝、天城、ループ橋などで
ランチをしたり景色を楽しみながら来るのがおすすめです。

前置きが長くなってしまったので、
今年の下田BBQの模様は、次回のブログにて。

つづく。