★2016年4月9日 シャンパーニュ三日目

こんにちは、阿保です。

今日はシャンパーニュ地方での買い付け三日目。

さて、今日はキュミエール村の生産者からスタートです。


元々お付き合いのある蔵元ピエール・ベルトランです。
元気なお母さまから、近年蔵元を引き継ぐこととなった息子、今までのキュヴェとは別にいろいろ新たなキュヴェも仕込んでおり、益々見逃せない蔵元です。



そしてここから更に南、コート・デ・ブラン地区とセザンヌ地区の境目辺りにあるエトージュ村の生産者を訪問です。
こちらは2000年に独立したばかりの若手、もちろん熟成されたキュヴェは殆どありませんが、素材感のある魅力を感じさせるキュヴェの数々が魅力的です。



午後はオートルートを利用して更に南の古都トロワ近郊まで移動です。

コート・デ・バール地区と言えばなんと言っても優れた生産者が集うCELLES SUR OURCE村。

自身としては、3年ほど前に訪問したこの地ですが、今回は旧知の仲である蔵元を訪問します。
とは言え、2003年に当方の社長荻原が訪問して以来で、私個人としても初訪問となります。


とても快活な感じのドミニクさんに迎えてもらい、早速熟成中の2015年ものをタンクから味わわせてもらいましたが、かなり素晴らしい出来栄え。どう素晴らしいかと言えば、そのままワインとしてリリースできそうな完成された「白ワイン」のような美味しさであるということ。

シャンパーニュ全体としては、過熟感のある年である2015年を特別出来の良いヴィンテージとみなさない感じもありますが、武骨で、骨太な美味しさを魅力とするジャン・ローランはかなりよい出来であると思います。


そして他にもヴァン・ド・レゼルヴとなる2013年、2012年をステンレスタンクから試飲。こちらは打って変わって酸味のあるタイトな感じもあり、これらをブレンドした時の補完しあう味わいを想像すると、これまた楽しみなもの!


蔵元のカーヴは圧巻で、そのストックの古さ、ここでは10年熟成程度が当たり前、そして大きなボトルがいたるところに・・・。これらはまたラ・ヴィネでも分けてもらって販売したいと思います。


伝説の人気を誇るシャンパーニュ産赤ワインも健在!先日ご紹介してあっという間の完売であった2009年に引き続き、2011年も素晴らしい出来栄え。


私も知らなかったのですが、これは赤ワイン造りに向いた年に6樽のみ仕込まれるとのこと、シャンパーニュ産赤ワインとしては、破格の数量ですが、この美味しさを考えるとなんとも少量生産です。

これからリリースとなる新作キュヴェや、人気のブラン・ドブラン&ブラン・ド・ノワールの2005年の出来栄えもさすがでした。

先にも述べたように、蔵元のシャンパーニュの魅力は、どちらかと言えばフィネスのある繊細さとは対極的で、骨太な濃厚さのある味わい、そして長期熟成による奥行のある複雑さです。そのため一般的なシャンパーニュの偉大な年よりも、過熟感のあるヴィンテージの方が好印象です。

それを実感させたのが、ブラン・ド・ブラン2003年です。

お店に僅かに残っているブラン・ド・ブラン2003年は絶品です。既に蔵元でも通常の販売が終わっているもの、まだ味わったことの無い方は是非とも味わってみてください。
http://www.sp-mall.jp/shop/g/gW2-CPN4-3497/


無事、本日でシャンパーニュ地方の買い付けを終了です。
足早できしたが、なかなかのシャンパーニュに出会うことが出来ています。
明日は日曜日、休日を利用し、ルート・デ・ソレイユとも呼ばれる高速道路A7を南下して、南仏プロヴァンスまで向かいます。

本日のお宿は、シャンパーニュ産の有名なロゼワインである、「ロゼ・デ・リセー」で知られるリセー村のホテルです。