★2016年4月12日 ピエールヴェール? ローヌ南部

こんにちは、阿保です。
フランス買い付けの旅もいよいよ大詰めに入ってきました。

昨日のプロヴァンス沿岸からぐっと北上し、今日はGreoux-les-Bainsという村からスタートです。「Les-Bains」という名が示す通り、湧き水、特に温泉が湧く場所であるため、昔から温泉療法の地として栄えた場所、これは日本にも親しみが持てるような場所かもしれません。(フランスの温泉場はカジノがセットで有名です・・・)


さて、この地でもずば抜けた蔵元を訪問。高台にあるシャトーを所有する蔵元です。

実は、今まで訪問したことはありませんが、その美味しさに赤ワインを何度か輸入しているもの。

とってもマニアックなアペラシオンで「ピエールヴェール」というところ、ローヌ地方最南端リュベロンの最東端に位置するところで、プロヴァンスというかローヌというか迷うような場所。


その特別なワインができるのがわかるような高台のシャトーに併設されたような畑、登っていく途中はこんな粘土質の強い土壌がはっきりと視認できます。


見た感じでお分かりの方も多いかもしれませんがビオワイン生産者です。
今まで赤のトップキュヴェしか輸入したことがありませんでしたが、これはいろいろ輸入しなくては!!


お母さんのオズリーヌ・エミリーはなんと!日本語をマスターしていました。なんでも日本に憧れて、1972年に日本に2年留学したそうです。

さすが、1000年以上前に建てられたシャトーを所有する蔵元です。当時はさぞかしハイカラで、この土地の名士だったことでしょう!その所作には育ちの良さが溢れています!

さて、大満足の辺境ピエールヴェールの産地を後に、大きく移動した先はシャトーヌフ・デュ・パプです。


ここでは非常に有名な大ドメーヌであるシャトー・ラ・ネルトを訪問、今回ご縁があり、特別に訪問。

ラ・ヴィネでは、カーブ・タイユバン時代から、ネルトのワインを扱ったことがなく、右も左もわからない頃に味わったきり、今回はそれなりの経験値をもって味わうもので、その素晴らしいポテンシャルを持った味わいに正直、なんで今まで知らなかったのか歯ぎしりしたくなるような出来栄えでした!


全てに共通するのは、非常に上品で、酸味のキープされた味わいであること、場合によってはジュヴレ・シャンベルタンと間違えそうなフィネスと力強さを兼ね備えた味わいです。


こんな大きな蔵元を訪問したので、特別なものを分けてもらえないか交渉中!!


午後はもう一軒、シャトーヌフ・デュ・パプからほど近いボーム・ド・ヴニーズの村、ここでは長くお付き合いする蔵元ベルナルダンを訪問。


なんといってもマスカット種から仕込まれるデザートワインが出色です。

しかし、今回味わったいくつかの赤ワイン、そして辛口のマスカット、いずれも2014年、2015年は素晴らしい出来栄えです。

改めて蔵元の実力を実感させられる訪問でした。

この後は、ローヌ南部から北上、モンテリマールの北東、クレストまで移動して終了です。
これは明日からの訪問に備えてです。

訪問先はとってもマニアックな甘口発泡性ワインの生産地「クレーレット・ド・ディ」です。


明日の訪問先に関して、復習しながら、シャトー・ラ・ネルトでもらったキュヴェ・デ・カデットをプラコップで部屋飲み・・・、こんな贅沢なんだかどうなんだかわからない日もあります。

また、明日のレポートをお楽しみに~。