買い付けの旅<アルザス編>

こんばんは、平間です。

今私は、先日の沼田ソムリエに続き、ラ・ヴィネ恒例のフランス買い付けの旅に来ています。
今回の私の担当は、アルザスとシャンパーニュ。
初日と二日目は、コルマールを拠点として蔵元を訪問しました。



アルザスは、古くから有機栽培が盛んな地域です。
どの蔵元の畑も、ふかふかとした土で様々な植物が生えた自然の姿。
化学肥料や除草剤を使用ないことは当たり前のこととして認識されており、
「あえて公表しなくても、昨日今日に切り替えてビオだと言っている生産者とはわけが違うんだ。」
と熱心に語ってくれた造り手もいました。






ある畑に生えていた野生の蘭です。

こういった植物は、本当に健康な畑にしか生えていないとのこと。










もちろんきちんと認証を取り、ビオディナミを実践している生産者もたくさんいます。
これはビオディナミ栽培に欠かせないプレパラシオン。



そしてアルザス最大の特徴といえば、その多様な土壌にあります。
皆自分の畑に誇りを持っており、いかにそのテロワールを活かすかに重点を置いています。
また下の写真のように、必ずといっていいほど、実際に畑の土や岩を使って分かりやすく説明してくれるんです。



それぞれの村や畑の距離はそれほど離れていなくても、その自然環境はまったく異なります。
特にグラン・クリュは、一目でその立地の優位性が見て取れることも多々ありました。




これはとある生産者の方が、
「ここが写真を撮るにはベストポイントなの!」
と教えてくれたところからとった一枚です。

実はこの一枚には、アルザスでも特に有名なグラン・クリュが3つ写っているのですが、お分かりになるでしょうか?(分かった方は、かなりのアルザス通ですね)



さらにアルザスといえばオー・ド・ヴィーの生産も盛ん。
フランボワーズやポワールといったメジャーなもの以外にも、「こんなのあるの?」という変わったものを造っている所もありました。
ちなみに、年末用に季節感のあるちょっとマニアックなアイテムを発見しましたので、オー・ド・ヴィー好きな方はご期待ください。


そして夜の食事時には、今が旬のホワイトアスパラガスをオーダーしたのですが…。


ご覧のとおりの大ボリューム!
こちらの基準をかなり甘く見ていました。


メインのタラは、リースリングの白ワイン風味のソース。
せっかくなので、ここぞとばかりにこの季節・この土地ならではのものを食べてみました。

とまぁ本当はまだまだ紹介し足りないのですが、
連日のテイスティングで疲労困憊なので今回はこの辺で。

次回はシャンパーニュでの買い付けの模様をお伝えしたいと思います。