買い付け最終日~シャンパーニュ3日目~

こんにちは、下山です。遅ればせながら買い付け最終日のブログです。IMG_1281.JPGのサムネイル画像

この写真は前回2017年に訪問した懐かしのムッシー村。思わず車内から激写してしまいました!今回は至る所で前回訪問した村の近くを通り、それぞれの生産者の顔を思い出していました。このムッシー村の隣にあるのが、この日の一件目の訪問先があるピエリー村。ここは、ラ・ヴィネのアニヴァーサリーディナーでもご用意した事のある人気の蔵元です。

IMG_1267.JPG残念ながら、当主はボルドーのヴィネクスポにお出掛けでしたが、蔵元の裏手にあるクロで囲まれた区画や地下の古いセラー、さらに昔の古いキュヴェなども見せてもらい、ここのリザーヴワインのストック量の多さやクオリティーの高さの要因を実感する事が出来ました。

IMG_1277.JPGIMG_1274.JPG自動のジャイロパレットも使っていましたが、このキュヴェはいまでも手作業で一本ずつボトルを回し、澱下げしていました。セラー見学後の試飲では、ラ・ヴィネでも未入荷のキュヴェももちろん高品質でしたが、前回好評であった2004年に引き継き、今回は試飲して素晴らしかった2006年を分けてもらいました!

IMG_1286.JPG続いて訪問したメゾンでは卵型のセメントタンクがずらりと並んでいました。まるで恐竜か何かの卵がならんでいるようでちょっと異様な雰囲気でした。

IMG_1289.JPGここは樽にもすごく拘っていて、セラーマスターみずから産地に赴き、最も適したものを選び自社で製造しているのだとか。加工する前のこのオークはきめが細かく、シャンパーニュに香りがつき過ぎない絶妙さが魅力的なんですとの事でした。

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そしていよいよ今回の最後の訪問。こちらはヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区の西にある蔵元でオティス君という犬が常についてきて、見守ってくれていました。

IMG_1302.JPGここはマルヌ川が360度ぐるっと囲むように流れ、この絶妙な傾斜とこのエリアとしては下層土のチョーク質が多いのが独自のテロワールなんだとか。勿論すべて高樹齢。ここでも先週までは気温が低く、遅霜の影響を防ぐために畑の樹の上に細い管を通して水をまき、新芽が凍るのを防ぐ作業に追われでいたそうです。しかし僕が訪問した週は気温が上がって来ていたので、生き残った樹からは芽が出て小さな花も咲いていました。

IMG_1307.JPG最後も自分からカメラに入るようスタンバイしていた愛犬のオティス君。もちろんこの蔵元は繊細ながら、練れた果実味と芯にある絶妙なミネラルが、綺麗な酸と共にハーモニーを奏でるこの夫妻の落ち着いた人柄そのもので、格付けエリアのシャンパーニュとは違い、肩の力を抜いて楽しめる親しみやすい上質さを感じました。

IMG_1312.JPGそしてパリへ到着。また、ワインセミナーみたいな物をやってみたくなりました!それでは帰国後お店でお会いしましょう。