★2018年5月12日アルザス

こんにちは、阿保です。

今日も朝から気持ちの良い晴天です。

今日はブルゴーニュの銘醸畑を横目にしながら、朝から一路アルザスです。

アルザスに関しては、ワインの仕事としての訪問実績はなく初めての訪問です。

小さな産地と思いきやブルゴーニュよりも遥かに南北に長く続く広範囲なワイン産地なんですね。(今更ですが!)

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最初の蔵元訪問はGUEBERSCHWIHR村で有機栽培を行う蔵元です。

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蔵元の敷地内にあるゲヴュルツトラミネールの畑

とてもきれいな造り、クレマンはリキュール添加無しで美味しいスタイル、そしてリースリングはほのかなペトロール風味が感じられるクラシックな感じを持ちながらも嫌味がなく、綺麗な果実味とのバランスが素晴らしいものでした。

やはりこの村の蔵元らしく、特級ゴルデールから生み出されるゲヴュルツトラミネールとリースリングは出色の出来栄えでした。

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また、発酵が終わっておらず濁って甘い2017年ものを、大樽やステンレスタンクから抜き出して味わいましたが、そのまま瓶に詰めて、今すぐ楽しみたいような味わいでした。

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2017年もかなり素晴らしい完成品になりそうです。

このあとは、ラ・ヴィネでもおなじみの蔵元、JEAN MARC BERNHARDです。

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当方の平間が訪問して以来のお付き合いです。

とても生真面目な印象のフレデリックが対応してくれました。

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ここではリッチで糖分の甘さが絶妙に調和した2015年と、酸&ミネラル際立った上品さのある、ドライな仕上がりの2016年を味わいました。

こちらのワインは非常によいメリハリがありながらも、穏やかに練れた落ち着きがあり、その濃厚さを内包したワインは、沢山味わっても疲れないストレスのない味わいという印象が魅力でしょうか。

いろいろ味わいましたが、やはり蔵元至宝の特級WINECK SCHLOSSBERG & SCHLOSSBERGが素晴らしいですね。透明感のある綺麗な酒質で、奥行や複雑さもしっかりと感じさせます。

また、掘り出し物はピノ・グリとエデルツヴィッカーの2キュヴェでした。また出し惜しみされた感じのMANBOURGのゲヴュルツトラミネール2014年はまた素晴らしい・・・。

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なんとなく美味しくて販売してましたが、蔵元を訪問して、改めてよいワインであること、そしてそれぞれの違いを理解しつつ、お客様により楽しんでいただけるようなおすすめ出来そうです!

今日はこの南北に長いアルザスを更に北上、大都市ストラスブールの西、TRAENHEIM村の生産者を訪ねます。

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こちらも新たな取引を考えている蔵元です。

有機栽培も実践しており、AB認証もあります。後はどんな味わいか、そしてその人となりも観察して見極めたいところ。

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実際に味わったワインはアルザスでも最北部に属しているため、南部で味わうような余裕のある濃厚さではなく、その年のキャラクターがはっきりと表れ、且つ繊細な美味しさを感じさせる味わい。

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アルザスらしく樽の古さも100年くらい余裕です!

ドイツのシュヴァルツバルトのオーク材で造られたものだそうです。

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ビオディナミを実践する蔵元らしくプレパラシオン、久しぶりに見ました。

特に蔵元では、長期間の発酵を行い、じっくりとワインに仕上げています。とても綺麗で、滑らかな質感がどのキュヴェにも共通しています。

また混植混醸や、ソレラ仕込み、完全発酵ゲヴュルツトラミネールなど、意欲的なワイン造りがなされています。

もちろん全てが高い完成度とは言いませんが、とてもユニークで楽しいワインばかりでした。

混植混醸の話では、歴史的な部分など非常に熱く語ってくれたのに、「ダイスがやってるのと同じような感じだね!」なんて余計なこと言ってムッとさせてしまいました。(反省)

本日のお宿は北部ストラスブール近郊の小さな村オットロットにあるオーヴェルジュ・ドメーヌ・ル・ムーランです。

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とても自然豊かな渓流沿いに建つオーヴェルジュで、クラシックな料理をお腹いっぱい味わいました。

ワインは今回味わっていないクレヴネール・ド・ハイリケンシュタイン。

明日は日曜日、シャンパーニュに移動ですが、一軒だけなじみの蔵元訪問してみます。