夏の終わりに美味しい青森

今年もちょっとですが、実家のある青森に帰省、青森といっても実家は南津軽郡で、弘前が有名ですが、もっと田舎の大字小字の付くところです。

この時期に帰るとなんと言っても楽しみなのがトウモロコシです。首都圏では、やはり北海道ものが王道ですが、僅かしかない青森の岩木山の麓で産み出される「嶽きみ」というのは超ブランドもので地元の人間がこぞって買い求めます。

昨年も紹介しているのですが、この標高の高いところで出来るトウモロコシ(津軽弁では「きみ」と言います)は、その寒暖差からとても糖度の高い甘くて美味しい物が出来るんです。市場規模を拡大しようにも、生産量が増やせないだけになかなか首都圏まではその名が轟かないもの。

でも地元での人気は凄いもので、この時期土日に訪れようものなら、「きみ渋滞(トウモロコシ渋滞)」に遭遇してしまいます。今回は正しくそんな折に訪れてしまいました。テントを張った店先で皆試食、そしていたるところに止められた車を覗くと、みな買ったばかりのトウモロコシにかぶりついています。私も同じことをしていましたが・・・



ここのところ気に入っていつも利用するのが、写真の斉藤農園です。時代を反映した有機栽培を実践するところ、そもそもこの「嶽きみ」を名乗る為には、農薬散布など多くの規制が施されているので、殆ど有機的に栽培されているのですが、ここは特に力が入っています。



自宅にも送ってまた味わいます。昨年は出遅れてしまって、この農家の作る出始めの「未来」というのが食べれなかったので今回は食べることが出来てラッキーです。初物は皮が柔らかくて、甘みがとてもストレートで、コーンポタージュにしても別格の味わいです。

ちょっと気の利いた和食やさんのお通しみたいに生でそのままでも結構美味しいですが、個人的にはやはり塩を多めに加えたお湯でさっと茹でるのがお好みです。



まだ時期的には間に合うので、興味のある方は取り寄せてみてはいかがでしょうか。

さて、この時期は茗荷も旬を迎えます。小ぶりな夏茗荷、大振りな秋茗荷、ちょうど中間的なこの時期の茗荷は個人的にとっても好み、茗荷は実家の庭に生えているので今回は取り立てを送って、東京で食します。生えているといっても、竹の子と一緒で、顔を出す前の土の中ですが。



殆ど薬味としてしか活躍しない「茗荷」ですが、これだけ沢山食べると馬鹿になるなんていいますが、そんなの気にしないで、山盛りの茗荷を味噌とごま油で炒めてしまうと白いご飯が進むこと進むこと、最初はお酒なんですが、やっぱり白いご飯になってしまいます。子供の頃は苦くて大嫌いだったのに今ではこの上ない贅沢に感じてしまいます。